カテゴリ:泣ける



時政「いち姫さま。またこのような時間に起きていては、お身体に障りますぞ。」…
あなたの色は何色でもないね。 私じゃなくても、誰でもいいんでしょ…
朗読「雲の国境〜もう一つの世界〜」(4分半〜)
「想い」というのは不思議なもので。 音も無ければ形も無い。…
「あの飛行機雲が溶けた向こう側には何があるんだろう」…
昔から雨が嫌いだった 視界は悪くなるし雑音も増える…
十五夜に憂う君が言った 「月の裏は、表があるから美しい」…
「ごめん。あのね…」 私は、それだけをあなたに言うのが精一杯だった。